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スズリン裏ツーリング?!(小幌駅アタック・・・)

 

マママママニアック・・・いやー今回は一切MDは登場しないのですが、ついに実行してしまいました。この超マニアックなツーリングというかアタックというか・・・

多分みなさん、ご存知無いとは思いますので、少しこの「小幌駅」について説明させて頂きます。

小幌駅は、室蘭本線に存在する日本一秘境の駅(マニアの中では日本一と評価されている)であります。

では、なにがそんなに凄いのかというと、

まず、小幌駅は超長-いトンネルとトンネルの間(トンネル間目測100m)にあり、そこは山と海に囲まれた谷で線路・船以外の外部からの侵入はほぼ不可能だと思われる断崖絶壁の中にに存在し、しかも集落なども一切存在しない、何の為に有るのか判らない駅なのです!!

この地上の孤島である小幌駅に私達は上陸してしまいました!!

まず、一応あるホームに降り立ち、辺りを見回すと小屋(一応「小幌駅」と手書きの札が掛けてあるので駅舎らしい)が藪の中に隠れるように存在していました。

ただ、凄く生活感の漂うあやし〜雰囲気が漂っているではあ〜りませんか!!(やかんとか置いてあるし)

一応事前調査で、何者かが駅舎に住み着いているらしいという情報も得てはいたのですが、実際に目にすると何とも異様なオーラを発するその小屋に、ドキドキワクワクといった感じです。「ホホホントに住んでんのかぁー!!」

しかし、いきなり訪問する勇気はなく、まずは周囲の散策から始めました。

なにやら、人が歩いた後がある小道を散策していた所、なんと風呂発見!(ドラム缶なのだが状況からして風呂だと思われる)しかもそのすぐ脇にはホースで水が引かれていて(近くの沢からであろうか)、水の確保も完璧である。素晴らしい。天気のいい日にこんな風呂に浸かったら最高だろうな〜

更にその奥へと進んで行くと突き当たりに大きな小屋(別宅?)があったのですが、こちらも生活感ムンムンで、なぜか少し怖くなり、それ以上は近づけませんでした。

気を取り直し、先程の駅舎の横を通り別のルートの散策をしてみました。

こちらは、最終的にはかなり下って海に行き当たりました。そこも回りは断崖絶壁に囲まれていて、良い言い方をすれば、プライベートビーチの様な感じで、着いた時は、少し感動さえ覚えました・・・

帰りの電車の時間も迫っていましたので、早々と来た道を戻ったのですが、これがラストチャンスだと勇気を振り絞り、「こんにちはぁ〜」と小さい声で言って駅舎のドアを開けてみました。

なんと、電気が付いているではありませんか!ただ人影のような物はなく(このドアの裏にでも隠れて居るのではないか、などと思いましたが)ちらっと中を見渡して、ドアを閉じたのでした。

中は、寝床がしっかり作ってあり、確実に誰か住んでいるなという感じでした!!ただ、その人とは会うことはできませんでしたが。

う〜ん、会えなかったけれど、その方が幻想的なかんじで良かったのかなー。

そして、帰りの電車が迎えに来て、このアタックは終わったのでした。(それにしても、この駅に電車が止まるのは不思議だー)